車を本格的に専門業者にコーティングを依頼すると、何十万もするのに対し、洗車機のコーティングは数千円で手軽にできます。しかし、洗車機コーティングは耐久性や効果は使った人でもなかなか実感が持てないという人もいます。
この記事では実際に使った感想や、耐久性を詳しく紹介していきます。
洗車機コーティングの耐久性はどれくらい?
洗車機のコーティングは、様々なメリットがあります。例えば分かりやすく画像で見ると、こちら↓
左側はコーティング剤が吹きかけています↓
・左側(コーティングを使用)拡大画像↓
吹き上げもスムーズで気持ちいです↓
・右側(コーティング無し)拡大画像↓
左側と比べて、水玉が大きいです↑
吹き上げも一回では、完全に水気を拭き取りきる事ができません↓
見た目の特徴は、コーティングしている方は水玉が小さく、してない方は水玉が大きくなっています。
洗車機のコーティングといってもこれくらいの差がでるのが最大のメリットだといえるでしょう。
洗車機のコーティングの種類について
洗車機のコースには、様々なコーティングコースメニューがあります。例えば、
- 撥水コート
- ビーナスガード
- 超撥水
- スプレンダーコート
ワックス系、シリコン系、ガラス系コーティング剤を使用しています。
洗車機のコーティング方法
洗車機のコーティングは吹きかけコーティングです。吹きかけとは、洗車機した後にコーティング剤を吹きかけてコーティングする方法です。
見た目では、ただ水を噴射しているように見えますが実際はコーティング剤が吹きかけられています。
洗車機の持続期間は?
持続期間は、コースの内容によって異なります。例えば、
- 1000円以内:1~2週間
- 1000~2000円:2~3週間
- 2000~3000円:1か月
コース料金が高ければ高くなるほど持続期間は伸びます。どんなに持続期間を保ったとしても、1か月ほどでどんなコースも効果は失われます。
洗車機コーティングの持続期間が短い理由
洗車機ではなく、専門業者に頼んでのコーティングは1年~持続期間は長く保つのに対して、洗車機のコーティングは、長くて1か月ほどしかありません。
その理由は、水性だからです。
洗車機コーティングはなぜ水性なの?
洗車機は基本的には水を使って汚れを洗い落とします。その水と相性がいいのが水性だからです。水性にすれば、水とコーティング剤が溶け込みコーティング剤がうまく塗装面に付着してコーティングされるからです。
コーティング剤が安価だから
洗車機で使用するコーティング剤は、ワックスやシリコン系コーティング剤などの比較的耐久性の低い製品です。
ワックスは、塗装表面に薄い膜を形成することで、汚れや傷から塗装を保護します。しかし、ワックスの膜は非常に薄く、また、紫外線や洗車の摩擦によって簡単に剥がれてしまうため、耐久性は高くありません。
シリコン系コーティング剤は、ワックスよりも耐久性が高いものの、それでも数週間から数か月程度で効果が切れてしまうのが一般的です。
洗車機 コーティング デメリット
洗車機で行うコーティングはメリットだけでなく、デメリットも存在するうえでうまく利用しましょう。デメリットは大きく4つあります。
- コーティング痕がつく
- 耐久性が低い
- 細かい傷が入る可能性がある
- 汚れが付着しやすくなる
コーティング痕がつく
コーティングの頻度が高いとコーティング痕がつきます。このコーティング痕は一旦つくと、なかなかとれません。とるためには専用の溶剤を使うか、専門業者に頼まなければならないので、使う頻度と拭き上げはしっかりしておきましょう。
耐久性が低い
洗車機で使用するコーティング剤は、ワックスやシリコン系コーティング剤などの比較的耐久性の低い製品であることが原因です。そのため、数週間から数か月程度で効果が切れてしまうのが一般的です。
細かい傷が入る可能性がある
洗車機のブラシやスポンジによる摩擦によって、コーティングの被膜や塗装に細かい傷が入る可能性があります。
汚れが付着しやすくなる
コーティングの被膜が傷つくと、汚れが付着しやすくなります。そのため、洗車の頻度を増やす必要があります。
さいごに
洗車機のコーティングの耐久性は思ったよりも低い事に最初は驚くかもしれませんが、ある程度の効果はあります。例えば、雨が降ったあとの水ハジキや光沢感。しかし、やりすぎたり拭き上げを怠ると逆に汚くなるので注意して利用するようにして下さいね。
コメント