洗車機のデメリットは傷がつくと考えている方が多いのではないでしょうか?実は洗車機は傷よりも、もっと気を付けなければいけない事があります。それを先に言うと、コーティング剤です。
早速詳しく、紹介していきます。
そもそも洗車機は傷がつくのか?
洗車機は傷がつくおそれがあるとよく言われていますが、本当でしょうか?実は洗車機のブラシで傷がつく事はあり得ません!
洗車機で傷がつかない理由
洗車機で傷がつくと言われていた時代はブラシの素材がタワシのような硬い素材だった時代です。そんなブラシの素材を使っているお店は今ではありません。今使っているブラシの素材はスポンジ素材といって、こんな柔らかいブラシです。
私が勤めていたお店は、1日50台以上洗車に来る人気店でしたが洗車機(ブラシ)で傷がついたというクレームは一度もありませんでした。ではなぜ傷がつくと言われるのでしょうか?それは、自分で傷をつけているからです。その理由はこちらで詳しく紹介しているので興味があればご覧ください
洗車機の傷以外のデメリットを公開
お店では、絶対教えてくれない洗車機の傷以外のデメリットをこっそり教えます。それは、コーティングコースです。
コーティングコースはお店によって呼び名が異なります。例えばエネオスですと
「泡ブローコート」、「スプレンダー」などなど。出光では、クリスタルコート、ナノポリマーw、撥水洗車などなど↓
これら、全てのコーティングコースを利用している方は、溶剤痕に注意して下さい。
コーティングコースの溶剤が残るとどうなるの?
コーティングコースには、溶剤を原液で使うコースもあります。メリットはそれだけ効果を実感できるのですが、デメリットは溶剤がボディーに残り、その残った溶剤が長年にかけてへばりつき、とれなくなることです。
洗車機のコーティング洗車をやり続けた姿がこれ
筆者は、新車(トヨタのルーミー)を購入しました。新車だったので、ディーラーに高めのコーティングを最初にお願いして、それ以降は洗車機のコーティングを月に2回ほど使い続けて5年経過しました。その結果がこれです↓
この画像はルーフ(天井)の写真です。うっすらですが、溶剤の痕がついてます。肉眼でみるとハッキリわかります。ちなみに新車で購入した当時の画像はこちら↓
コーティング洗車を使い続けて3年後がこちら↓
そして5年経った姿がこちら↓
ちなみに、この溶剤痕を完全に取り除くには専用の溶剤で研磨する必要があり専門技術が必要になり、数十万かかります。
洗車機のコーティング痕がつく2つの理由
洗車機の溶剤痕が付く理由は、2つあります。
- 拭き上げが甘い
- コーティングコースの頻繁にしすぎ
拭き上げとは、洗車が終わったあとに乾拭きでしっかり水気を拭き取る作業です。洗車機からでる溶剤は液体で噴射されます。その噴射された水気が少しでも残っていると筆者みたいな残念な姿になるでしょう。
また、筆者はコーティングコース(2000円)を月に2回の頻度で行っていました。これはあきらかに高い頻度です。もし、コーティングコースをやるなら月に1回以下で行い、しっかり拭き上げ作業をして下さい。
さいごに
洗車機は傷はつきません。その代わり、コーティングコースを選ぶ際はしっかり拭き上げ作業を行ってください。もし完全に取れない場合は、拭き上げタオルを良質な物を使うなどして下さい。お店に置いてある洗車タオルは100円以下の安いタオルで、タオルの繊維でボディーにも傷が入る恐れがあります。洗車タオルはこちらにあるタオルがいいでしょう↓
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