洗車機にはホイール洗浄というオプションがあります。
ガソリンスタンド店員が教えてくれない、絶対におすすめしないホイール洗浄の秘密を紹介していきます。
傷や最後に吹き上げするタオルの正しい使い方も最後に書いているでご覧ください。
洗車機のホイール洗浄を選ばない理由
エネオス、出光、コスモにある洗車機のオプションにホイール洗浄又は高圧ホイール洗浄と呼ばれるオプションがあります。
料金は、200円~400円とお店によって異なります。
出光の場合は、高圧ホイル洗浄↓
ホイールは車の中でも汚れやすく、すぐに汚くなるパーツなので、そのホイールのオプションを選べばピカピカになると思われている方も多いのではないでしょうか?
しかし選ぶメリットはそこまでないと筆者は思います。
理由は、ホイール洗浄を選んでも汚れが思ったよりも落ちないからです。
洗車機のホイール洗浄やってみた
実際に、ホイール洗浄というオプションを選んでみたのでご紹介します。
ホイール洗浄は、洗車機についている、このホイール洗浄専用ブラシで汚れを落とします↓
ホイールを洗っている時間は、前と後ろでだいたい30秒くらいです。
今回は、撥水コートという洗車コース+オプションでホイール洗浄を選んでみました。
洗車前のボディーはこんな感じです↓
洗車後は、こんなにキレイになりました↓
ホイールの洗車前はこんな感じです↓
ホイール洗浄の効果は・・・?↓
めっちゃ汚れ残っていました。
ホイール洗浄を選んでもキレイにならない理由
汚れを落とせない理由は、3つあります。
- ホイールブラシでは隅々までブラシが届かない
- ホイールブラシが回る時間は30秒
- 洗剤を使用しないから
このホイールブラシをいくら押し当ててもホイールをキレイにする事はできません。
ブラシが当たっている時間はほんの30秒で、水だけで洗います。完璧にきれいにする事は不可能です。
予備洗いをすればいいだけ
予備洗いとは、洗車機に入れる前にあらかじめスポンジで汚れを落とす事です。これをやるだけで、ホイールの汚れは全然落ちます。
予備洗いする前は↓
予備洗いをした後はオプションをつけなくてもこの通り↓
多少、汚れがついている箇所は吹き上げタオルを使って拭いてあげればOKです。
洗車機のホイール洗浄は傷がつく?
洗車機のホイール洗浄を選ぶとホイールやタイヤに傷が入るという人がいますが、傷がつく事はほとんどありません。
洗車機で傷がつかない理由
洗車機のブラシはスポンジブラシといって、とても柔らかい素材を使っています。
さらにブラシにはセンサーがついており、ある一定の圧力が加わると自動で圧力を弱めてくれ傷がつかないようになっています。
だからこそ、汚れが落ちにくいというデメリットもあります。
傷がつく原因は予備洗いと吹き上げタオル
ホイールをよーく見ると、細かい傷があるから絶対に洗車機でついた傷。って思われる方もいますが、実は洗車機でできる傷の原因はほとんど、予備洗いと洗車タオルの吹き上げ時につきます。
予備洗いでは、硬いブラシやスポンジでボディーやホイールを押し当てるので傷がつきますいです。
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また、安い洗車タオルは繊維が粗いので、ボディーはもちろん、ホイールでも簡単に傷がつくので、洗車に吹き上げタオルはマイクロファイバーのような素材で吹き上げするべきでしょう。
洗車機の拭き上げタオルはホイール用に使っていい?
ガソリンスタンドによっては、吹き上げタオルを2種類に分けて使ってもらっているお店が多いです。
- ボディー用
- ホイール用
吹き上げタオルの1種類しか置いてない場合は?
吹き上げタオルが1種類しか置いてないお店も存在します。
この場合は、ホイール用に使っても構いません。ホイールを吹き上げする時はボディーを拭いた後に使うときれいに吹き上げる事ができます。
なぜホイール用専用タオルを置いてるの?
ホイールは、油汚れが付きやすい箇所です。例えば、ブレーキをかけた時につくブレーキダスト(油汚れ)や、タイヤワックスを使用し際にホイールに付着する油。
ボディー用と一緒にしてしまうと、その油成分が車のボディーにもついてしまうため、ホイール用とボディー用を別にして、洗濯するときは別々に洗っています。
さいごに
洗車機のホイール洗浄は、あまりコスパがよくないオプションの一つです。どうせ選ぶなら泡、撥水、パワフルウォッシュなど、コスパもよく効果が得られるオプションを選んでみるといいでしょう。
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