過去ガソリン価格の最安値と最高値は？世界と比べて日本のガソリン税がエグイ

その他

2023.08.29

ガソリンの原油高と円安の影響で、2023年現在ガソリン価格が過去最高を更新しそうです。

そこで、過去にガソリンはどれだけ安くなって、高くなったのかを紹介していきます。

最後に世界のガソリン価格も書いているのでご覧ください。

過去ガソリン価格が最安値になった日は？

ガソリン価格の統計をとり始めた1966年（昭和41年４月の時点）では、1リットル50円の時もありました。

昭和に生まれた人たちは、価格の変動は多少あるものの、自動販売機にあるジュース１本の値段よりガソリンの値段は低いと思って育ってきました。

その一方で、令和時代に生まれてきた人はガソリン価格が高いのが当然だとおもっています。

2008年8月31日の185円10銭/Lです。これは、リーマンショックによる世界的な経済危機と、原油価格の高騰が重なったことが主な原因です。

ガソリンの価格は現在（２０２３年8月）で、１８１円です。

高速道路にあるガソリンスタンドや地域によっては、200円を超えてきました。

今後ますますガソリン価格の高騰は避けられない状況です。政府は最高値に注目されるとガソリン税にも目を向けられ、分が悪いのか知りませんがガソリン価格を180円未満に抑制する負担軽減策を出しました。

ガソリン価格が上がった要因は、大きく分けて以下の３つです。

原油価格は、国際情勢や供給・需要バランスによって変動します。第一次石油危機、第二次石油危機、湾岸戦争など、過去には国際情勢の変化が原油価格の急上昇を招いた例があります。また、近年ではサブプライムローン問題やウクライナ情勢などにより、原油価格が高騰しました。

為替レートも、ガソリン価格に大きな影響を与えます。円安になると、原油を輸入する際に必要な円の量が増えるため、ガソリン価格が上昇します。

2023年8月29日現在、ガソリン価格は181.3円/Lと、2008年のリーマンショック以来の高値となっています。これは、ロシアのウクライナ侵攻による原油価格の高騰に加え、円安が進んでいることが主な原因です。

※このランキングは、ガソリンにかかる税金も含めた価格で算出しています。

香港が圧倒的に高くてびっくりしますね。４００円するならもう旅行にもいけません(∩´∀｀)∩

日本は、これらの国の中で24位で、181.31円/Lとなっています。

なお、日本はガソリンに課される税金が世界でも高い国の一つです。例えば、ガソリン税は、1リットルあたり53.8円と、米国の約10倍、欧州の約6倍です。これに加えて、地方税や石油石炭税などがかかるため、ガソリン価格が高くなる傾向にあります。

アジアの中で見てみましょう↓

あれ？韓国やタイの方がガソリンが高い？

ガソリンが日本よりも高くて、どうやって過ごしているの？って思われている方もいますが、日本はすでに貧しい国なので、逆にタイや韓国から日本はあんなに給料が低いのにどうやってくらしているの？って思われているくらい、物価はも給料も海外では上がり、成長し続けています。

その証拠に現在、タイ人や韓国人などの外国人がたくさん日本に遊びに来ていますね。これは、日本の物価が安い国だからです。

筆者は２０年前にタイに行ったことがありますが、タイ料理は一食３０円でした。

今は、どんなに安くても一食200円くらいします。