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ガソリンスタンドの看板が表示価格と違う意外な理由!会員が高い安いと混乱させる店側の真相に迫る

給油方法

ガソリンスタンドには、大きい看板(ポール看板)と小さい看板(LED、会員価格看板)の二つありますが、そもそもなぜこの2つの看板の価格が違うのでしょうか?

なぜ一番目立つ所の看板の価格が一番高いのかと疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?

一番目立看板なのに、一番高いのはなぜ?

看板がないって店も見たことあるわ

会員価格よりも安い料金もあるのはなぜ?

表示価格に関する疑問を解決していきます。

 

ガソリンスタンドにある大きい価格と、小さい会員価格が違う理由は、2つの理由があります。

  • 石油協会への配慮
  • ライバル店との差別化

石油協会への配慮

ガソリンスタンドのガソリン価格は、基本的にはお店側がいつでも自由に決める事ができる、自由価格です。

しかし、ほとんどのお店は石油協会に入っていて、石油協会の言われた価格を守るお店が多いです。

ちなみに、石油協会は地域ごとに価格調査を実施し、経済産業省の資源エネルギー庁に報告をし、激変緩和対策をしています。

石油協会に目を付けられたくないので、店側が大きい看板の価格は組合の言われた価格に抑えたりする目的で大きい看板の価格が高いのです。

ライバル店への差別化

大きい看板は地域で決められた価格を守っていますが、小さい価格はお店側が自由に決められる本当の価格です。

大きい看板価格よりもできるだけ安く価格設定する事によって、周囲のライバル店との差別化を図るために、価格は違います。

クレーム対策

大きい看板はそのお店の最大価格です。

つまり、給油した時の一番高い値段という事で、この価格よりも高くなる事はあり得ません。

もしそんな事があれば、お客さんから「なんで高いんだよー」って、クレームがきてしまうので、一番目立つ看板は一番高い表示価格に設定しているのです。

ガソリンスタンドの会員価格が表示価格より高い理由

まれに、会員価格が一番大きい看板の価格よりも高いのはなんでですか?という質問がきます。

この会員表示価格が↓

この大きい看板よりも高いなんてあり得る?↓

実際はあり得ません。

もしあるとしたら、理由は2つ考えられます。

個人店で経営してるから

個人店のような小さいお店では、大きい看板をエサにして本当の価格が高くしているというお店もあるみたいです。

昔はたまに見かけたという報告があったのですが、今はほとんどないので個人店だからという可能性は稀です。

お店側のミス

価格を変える時は、人の手で変えます。

毎日やり慣れている人でも、ヒューマンエラーは稀にあるので仕方ありませんね。

ガソリンスタンドの会員価格が表示より安い理由

レシートを見たら、現金価格よりもプリカ価格よりも、表示している価格よりも安くなっている時ってありませんか?

何もクーポン使っていないのに、なぜ?

それは、先ほど紹介したヒューマンエラーもありますが、もう1つ理由があります。

価格を変える瞬間だから

燃料価格を変える時は、人の手で変えます。

価格を変える瞬間は、表示価格よりも安い状態にしなくてはいけないので、まずは価格を下げたり、看板の価格を上げてから、機械的に値段を下げたりする必要があります。

つまり、価格を変える時は表示価格よりも安い設定にする必要があるので、表示されている価格よりも安くレシートに表示されています。

さいごに

看板価格は会員価格、プリペード、クーポン価格などいろんな価格があるので正直分かりにくいですよね。

しかし、お店側にとってはライバル店との差別化をするために企業努力をしています。

一円でも安くお客さんに給油してもらい、リピートしてもらうため様々な価格があるの事は仕方のない事かもしれませんね。

 

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