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ガソリンスタンドの正社員はきつい?仕事内容と将来性について

仕事

2023年にビックモーターの不正により、車業界全体に激震が走りました。

そんな中、当然目を向けられるガソリンスタンドですが、正社員になるとキツイ、ブラックだと思われている方も多いのではないでしょうか?

そこで、ガソリンスタンドの正社員の仕事内容や今後の将来性について一緒に考えてみていきましょう。

ガソリンスタンドの正社員はきつい?

ガソリンスタンドの正社員はきついのかという大雑把なタイトルですが、結論から言うときついかどうかは、その人次第という事になります。

ガソリンスタンドは全国に何万店舗とあるので、当然お店や働いている人や会社の待遇によって様々です。

では、なぜこんなにもきついという噂が流れているのか?

きついと思う事を紹介していきます。

暑い寒い、災害時の対応も

キツイ度:★★

夏は30℃以上の気温で冬は氷点下の中、濡れたタオルで洗車をしなくてはいけません。

外仕事をやっている人からしたら、屋根がついているのでなぜそこまで辛いの?って思うかもしれませんが、雨、台風、地震、災害時でも正社員は出勤しなくてはいけません。

一般的には出勤不可能という災害が起きた場合でも、ガソリンスタンドという業種はお店を開けてないといけないので、そういった意味ではたいへんですね。

クレーム対応

キツイ度:★★★

ガソリンスタンドは接客業です。

こちら側に非がなくても、接客業という立場から謝る必要もでてきます。

警察がお店によって仲介するなんて事もよくある話です。

クレームが入ると本社に連絡が入り司から叱られるので、働いている人の立場が弱いです。

異動地獄

キツイ度:★★★★

お店によって違うかもしれませんが、私の知り合いは平均で、1年に1回は違う店舗に異動させられます。

せっかく慣れてきた人間関係や仕事内容、お店の雰囲気も1年したらリセットされるので、これはキツイ感じるでしょう。

営業(ノルマあり)

キツイ度:★★★★★

これもお店によって異なりますが、営業の目標設定が各店舗によって与えられます

その目標値を毎日追いかけて、アルバイトの人たちにも声掛け営業をさせています。

アルバイトが優秀なら正社員は楽ですが、目標に届かないと自分で営業をしてお客さんに話かける必要があります。

ほとんどのお客さんは営業をされると嫌な顔をします

営業成績が乏しいと、上司からのプレッシャーがひどくなります。

「なぜタイヤ取れてないの?」

「バッテリー今月〇だけど、営業してるの?」

「去年もそんな言い訳してるけどいつやるの?」

数字が取れないと、毎日上司から電話がかかってきたり、会議で注意されることも・・・あります。

数字が取れなければ、役職が降格されたり、減給されるお店もあると聞きます。

ビックモーターほどの高い目標設定ではないにしろ、営業はとてもたいへんな仕事です。

ガソリンスタンド正社員の仕事内容

フルサービス(従業員が給油をするお店)やセルフサービス(お客さんが給油をするお店)によっても仕事内容は異なります。

主な仕事内容はこちらです↓

  • 給油や洗車
  • 営業
  • 車検、修理
  • 接客、レジ、清掃
  • 在庫、安全管理
  • 教育研修

とくに正社員がする仕事を3つに絞りました。

営業

オイル、バッテリー、タイヤ交換やカードの勧誘などなど、さまざまな営業をお客さんが来たら声掛けをしてお店の売り上げに貢献する必要があります。

特に、カードやアプリの勧誘は永遠と続く営業です。

アルバイトの教育

ガソリンスタンドのアルバイトは人気がある一方、出入りも激しい仕事です。

アルバイトを使って営業をやらすのも社員の仕事です。

士気を高めて売り上げをあげるために、アルバイトの人たちとのコミュニケーションも大事な仕事内容です。

進捗状況の報告と作成

営業の目標設定に対して、どれくらいの進捗状況かを上に報告したり、改善提案を提出したりと、正社員は上からも下からも状況を把握する必要があるたいへんな仕事ですね。

ガソリンスタンド正社員の将来性について

ガソリンスタンドの仕事内容は、給油以外にも車の整備や修理、車検やメンテナンス全般で、今後もガソリンスタンドの需要が完全になくなるとは考えにくい・・・とは言いたいのですが、そうもいってられない状況だと私は考えます。

その理由を3つあげるとすると↓

  • 電気自動車の普及
  • シェアカーの発展
  • 少子高齢化

電気自動車の普及

日本政府は2020年に「カーボンニュートラル宣言」を発表しました。

2035年までには、ガソリン車の新車販売を100%禁止すると第204回通常国会の施政方針演説より発表しています。

ガソリン車に比べて、電気自動車は燃費が良く、環境に優しいため今後ますます普及していくと考えられます。

電気自動車の普及により、ガソリンの需要は減少し、ガソリンスタンドの需要も減少すると考えられます。

シェアカー

シェアカーは、複数の利用者が車を共有するサービスです。

自分の車ではないため、メンテナンスや車検を行う必要がなく、車の需要も減っていきますますガソリンスタンドに行く機会が減りそうですね。

少子高齢化

若者は車を必要としない傾向で、車は贅沢品と考えるようになっています。

経済が低迷している状況で、車の購入や維持費にお金をかける事ができない状況です。

リスクヘッジを考えよう

今の時代、1つの会社に自分の人生をかけるほどリスクな事はありません。

ガソリンスタンドで働いてお客さんに喜んで頂く事は立派な考えですが、少しでもリスクを減らすためにできる事を自分で考えながら仕事をするという事が重要だと思います。

例えばですが、ガソリンスタンドで得た知識を今後自分のために出来る事を考えるとかです。

自分でお店を開業するでもいいですし、電気自動車が発展するなら電気自動車の知識を取り入れながら働くとかを考えてみるといいと思います。

さいごに

今回はきついというテーマだったので、不安になるような事を書いてしまいましたが、大手ガソリンスタンドで働いている知り合いから聞いた話ですと、大手に努めると手厚い補償や昇給、給料が良いというメリットもあります。

また、アルバイトから社員になり、役職まで付いた人に話を聞くと、ボーナスも年に2回もあり、利益もちゃんと社員に還元してくれるホワイトな企業もあるので、将来性は不安だと思いますが、ちゃんと仕事をしたら、報われる会社もあるという事は知っておいてくださいね。

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