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ガソリンスタンドの正社員がきついと言われる仕事内容!将来性は絶望的か?

仕事

ガソリンスタンド業界で働いた事がある筆者が答えるガソリンスタンドの仕

ガソリンスタンドで働いている人達を見ると、大きな声でテキパキと動いている姿を見ると、なんだかきつそうと思われますが、実際はどうなのでしょうか?

詳しい仕事内容やメリットデメリットを紹介して、将来性の話を最後にしてみるので今後の転職や就職活動の参考にして頂けたら幸いです。

ガソリンスタンド 正社員 きつい

ガソリンスタンド業界は外仕事で体力面できつそうと思われがちですが、実は体力面よりも精神面の方がきついと感じる方がたくさんいらっしゃいます。

まずそんなキツイと言われる理由を、業界で働いていた事がある筆者だからこそ分かる詳しい事情を書いていきます。

過酷なノルマ営業がある

毎年、毎月、毎日のノルマが正社員1人1人に課せられます

例えば、

毎日タイヤ4本売って下さい

今月はカードを30枚登録目標

 

タイヤ、バッテリー、オイル交換、洗車、保険など、過酷な目標が課せられ、その数字に達成できなければ、なぜ達成できなかったのかを会議で聞かれます

また、売り上げた数字が、直接給料やボーナスに反映します。数字が取れければ、家族や友達に貢献してもらうのは当たり前の業界です。

どれだけ営業ができるかが、この業界で生きていくうえで一番のポイントとなるでしょう。

1年に1回の異動

1つのお店で働ける期間は、平均で1年程度で、長くても2年です。

異動があると、せっかく築き上げた人間関係やお客さんとの繋がりが無くなり、人間関係をまた一から構築する過酷な試練が待っています。

異動するお店は、県外まで飛ばされる事もうよくある話です。また、違う店舗へのヘルプは当たり前なので、正直疲れます。

お客様は神様

ガソリンスタンドの業務はほとんどがお客様対応です。

お客さんに理不尽な事で怒られても、頭を下げ続ける事が大前提です。

また、アルバイトがやらかしたクレーム対応や、上への報告義務などたくさんの仕事内容が待っています。

ガソリンスタンドで働くメリット

ガソリンスタンド業界で働くメリットは3つあります。

  1. 福利厚生(有給、保険など)がしっかりしている
  2. 潰れる心配が少ない(大手のみ)
  3. 役職につけば給料が良い

すべて、大手のガソリンスタンドに就職した話です。

過酷なノルマがありますが、達成できなくても強制的に辞めさせられる事はありません。福利厚生もちゃんとして、有給は消化しないと怒られるくらい、待遇は良いです。

また、店長やマネージャークラスになると、月に30万円以上もらえるだけでなく、ボーナスも年に2回(2~3か月)もらえるので、給料面でも待遇は良いと思います。

正社員の初任給は、月に22万円ほどです。年収が250万円から300万円程度だと思ってください。

ガソリンスタンド正社員の仕事内容

正社員のガソリンスタンド店員がする仕事内容を3つに絞ってみました。

  1. 営業
  2. 給油、洗車、メンテナンス
  3. 教育

詳しく紹介していきます。

営業

基本的には、ガソリンスタンドに来るお客さん全員に声をかけます。

給油中、洗車の待ち時間など、あらゆる場面で声をかけるので、街中でナンパしている方が楽だと感じるくらい、コミュニケーション力が大事になっていきます。

何を営業するのかというと、主に↓

  • タイヤ
  • バッテリー
  • 車検
  • クレジットカード、アプリの勧誘
  • オイル交換
  • 洗車
  • 保険

などなどです。

例えばですが、お客さんが給油している時に

給油中、失礼いたします。お客様、当店のクレジットカードやアプリはお持ちですか?ガソリンがお安くなるのでいかがでしょうか?

いらないです。

というビジネストークを永遠とし続けます。

給油、洗車、メンテナンス

実はガソリンを給油する単純作業は、アルバイトにやらせます。

正社員は手洗い洗車やメンテナンス(タイヤ、オイル交換)作業を行います。

当然、自動車整備士や危険物などの資格も必要となり、責任も伴う重要な仕事です。

教育

給油はアルバイトにやらせるので、給油の仕方を教えたりします。

また、営業は自分1人でやっていると間に合わないので、アルバイトの人たちにも営業をして頂きます。その際の知識や声掛けの方法などをアルバイトの子達に教育するのも立派な正社員の役目です。

ガソリンスタンド正社員の将来性について

日本政府は、2035年までにガソリン車販売を段階的に電気自動車に切り替える方針を掲げていましたが、変更があった模様です。

ホンダは、2040年までに新車販売をすべて電動車に切り替える方針を掲げています

 

ガソリン車の販売が廃止されるのは時間の問題で、将来性に希望を持てない業種だと言えます。これは、ガソリンスタンドだけに限った話ではなく、今後すべての業種に言える事だと思います。

ガソリンスタンドの将来性が暗いと言われる理由を2つ詳しく紹介します。

自動運転やシェアカーの普及

2010年には全国に約3万6000件のガソリンスタンドがあったが、2022年には約2万7000件に減少しました。

自動運転やシェアカーの普及に伴い、今後ますますガソリンスタンドのお店は少なくなっていく予想は容易にできるでしょう。少子高齢化

少子高齢化

少子高齢化により、車を所有する人が減少し、ガソリンスタンドの需要も減少します。この危機を乗り切るためには、ガソリンスタンド業界ではなく、政府がまともな政策を講じる必要がありそうですね。

今後どうやって生きていけばいい?

ガソリンスタンド業界で生きていくために、2つの方法があると考えます。

  1. 電気自動車の知識を付ける
  2. 会社に頼るのを止める

電気自動車の普及に伴い、電気自動車への充電サービス修理の需要が高まると予想されます。知識を先に付けておけば、今後の役に立つでしょう。

また、ガソリン業界だけでなく、様々な業種に言える事ですが、今後は1つの会社に絞るより、自分で自分の道を選択できるように、何か稼ぐ必要があるのではないでしょうか?

さいごに

ガソリンスタンドで正社員として働くには、営業力が何よりも大事になってくるのでコミュ力が長けている人は問題ありませんが、コミュ力に不安がある方は業界に入ってもつらいだけです。

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