まずこの記事を読む前に、以下の項目に当てはまる人はこの記事を読まないでください。
- 車がピッカピカの状態を保っていたい
 - 月に1回高い点検代が払える
 - 屋根のある車庫を持っている
 - 雨や花粉、黄砂が付いたら翌日に洗車できる
 
こんな感じにしたい人↓

高級車のような車を購入予定で、
常にピカピカな状態にしておきたいような人は、この記事を読むメリットはありません。
なぜならば、洗車機ではそこまで良いコーティングを使っていないからです。
しかし、こんな方はこの記事が参考になるはずです。
- ある程度、艶、光沢を保っていたい
 - 撥水や汚れが付きにくくしたい
 - なるべくコーティングにかけるコストを抑えたい
 
必要最低限レベルのコーティングで良いという方はまずはコーティングの必要性について参考にしてみてください。
車にコーティングは必要?
新車でも新車じゃなくても、コーティングは必要だと思います。
車の塗装は非常に繊細で、ちょっとした衝撃や接触で簡単に傷がつきます。
コーティング本来の目的は、塗装の保護です。
塗装を守るには、様々な外的要因から身を守る必要があります。
たとえば、
- UV(紫外線)
 - 花粉や黄砂
 - 空気中のダスト
 - 酸性雨
 
これらの外的要因から塗装を守るためにコーティングします。その結果、洗車が簡単にできたり、洗車の頻度が下がるといったメリットもでてきます。
コーティングしないと、どうなるの?
コーティングをしない車は、している車と比較にならないほど
汚れが付きやすくなり、傷がつきやすくなります。
その結果、塗装の劣化が進みます。
劣化が進むと、塗装自体が剥がれたり変色します。
コーティングの種類と価格について
コーティングには様々な種類は主に3つに分かれています。
- ポリマー系:5000円~3万円
 - ガラス系:4万円~10万円
 - セラミック系:10万円~
 
と様々な種類がありますが、種類によって耐久性も異なってきます。
| 価格 | 耐久性 | |
| ポリマー | 5000円~3万円 | 3か月~1年 | 
| ガラス | 4万円~10万円 | 1年~5年 | 
| セラミック | 10万円~ | 5年~7年 | 
我々は選ぶことができます。
施工できる3つの場所
コーティングができる場所は主に3つの場所です。
- 専門店
 - ディーラー
 - ガソリンスタンド、カー用品店
 
専門店は、セラミック加工ができますが
専門店以外は、セラミックはほとんど扱っていません。
ガソリンスタンドでできるコーティング

ガソリンスタンドで行うコーティングには2つの種類から選ぶことができます。
- プロの手で行うコーティング
 - 洗車機で行うコーティング
 
プロは、技術訓練を行って独自検定をクリアした人が施工するコーティングです。
例えば、エネオスではKeePerコーティングがあります。
キーパーとは、「キーパー技研株式会社」が独自で検定制度を行っており
1級、2級など専門の知識と経験を持ち合わせたプロのスタッフが責任をもってコーティングを行ってくれます。
洗車機コーティングはコスパ最強
こちらの車は、新車の時コーティングをせずに
今までずっと洗車機のコーティングだけで生きてきた車です↓

1200円のコーティングコースを2か月に1回くらいしかやっていません
水ハジキもよく、汚れも付きにくく、塗装も剥がれません。
洗車機のコーティングコースの種類と価格
- ガラスコーティング
 - 撥水コーティング
 - ポリマーコーティング
 
とたくさんの種類があります。
価格も1000円~2000円ほどでコーティングができます。
洗車機のコーティングを使うメリットは、低価格で汚れも落ち、短時間で仕上げる事ができる点です。
コーティングをすれば〇年間保証という罠!
車を購入する時につけるオプションで、コーティングをはじめにすれば○年間保証しますよとディーラーに言われて、コーティングをした人やこれからする人もいると思います。
〇年間保証という意味は、コーティングした箇所が汚れたり傷がついたら、1回無料でまたコーティングしますよという事なんです。
でも、保証対象外という項目もあるのをご存じですか?
そこには、こう書いています。
保証対象外になる項目
- 定期点検を受けなかった場合
 - タオルや雑巾等で洗車した場合
 - 鉄粉、花粉、鳥糞、黄砂などの外的要因あった場合
 
え~( ゚Д゚)”これ、全て当てはまるんですけど。
タオルで洗車すると保証対象外とか、花粉が降ってきたら対象外とか。
どうやったら保証対象になるの?って聞いてみたら、屋根がある車庫に止めて頂いて汚くなる前に洗車した状態を保って下さいと言われました!
最初、そんな事言ってなかったのに(‘Д’)
筆者も車を購入した時にコーティングを施工して頂きましたが、新車でも1か月しないうちにこんな状態になります↓

花粉びっちりついてるし・・・結局洗車しなきゃいけない。
でも自分で洗車してるとき、思いました。
前の車に比べて洗車しやすい。すぐに汚れが落ちる。
おおーこれがコーティングの効果なのか。その時は少し感動しました。
でも、また1か月くらいすると

今年は花粉の飛散が激しい年という事もあり、汚れては洗車し、汚れては洗車し、花粉、黄砂でまた汚れるの繰り返し。
しかもこの当時、手洗いの基本もしらなかったので、手洗いによる傷を自らつけてしまったりしました。
コーティングはどこでお願いするべき?
どこで施工すれば一番コスパが良いのかと聞かれれば専門店です。
専門店は、我々がダイレクトに出向きお願いするのでマージンは取られませんが
ディーラーやカー用品、ガソリンスタンドでお願いするとなると、マージンが加わり価格もそれなりに上がります。
タイヤ交換も、タイヤ専門店に行けば安くなりますが
ガソリンスタンドで交換すると高めに取られるのと同じです。
| 主な施工店 | 値段 | 耐久年数 | コーティング種類 | 
| ・ガソリンスタンド ・DIY  | 
・軽自動車クラス:5,000円~ ・中型、大型クラス: 30,000円~  | 
3ヶ月~1年 | 樹脂やフッ素成分を使用したポリマー系コーティング剤 | 
| ・ディーラー ・ガソリンスタンド ・DIY ・カー用品店 ・コーティング専門店  | 
・軽自動車クラス:40,000円~70,000円 ・中型、大型クラス: 70,000円~120,000円  | 
1年 | ガラスコーティング系のコーティング | 
| ・ディーラー ・ガソリンスタンド ・カー用品店 ・コーティング専門店  | 
・軽自動車クラス:50,000円~ ・中型、大型クラス: 150,000円~200,000円  | 
3年 | ガラスコーティング | 
| ・コーティング専門店 | ・軽自動車クラス:100,000円~ ・中型、大型クラス:~600,000円  | 
維持期間は5年~7年 | セラミックコーティング | 
など様々な種類があります。
洗車機のコーティングは意味ある?
洗車機にはいろんなコーティングコースがありますが、一番安いワックスコースなら600円、高くても2000円くらいで、良質なコーティング剤を使ったコースを選べます。
また、コーティングもされるだけでなく、洗車も綺麗にしてくれるので、洗車機を使ってコーティングをする事は非常にコスパもよく良いと思います。
筆者の車、実は6万円もするコーティングしました。
でも花粉が降り注いだらこうなります↓

これが現実です。
花粉や黄砂が降っても、きれない状態のまま保っていられる魔法のコーティングなんてものは存在しません!
だったら、洗車するついでにコーティングも一緒にでき
さらに価格がとってもリーズナブルな洗車機でもいいのではないでしょうか?
さいごに
先に言っておきますが、僕は何もコーティングが憎いとか、コーティングが嫌いとかそんな考え方でこの記事を書いているわかではありません。
6万円払ってコーティングしましたが、コーティングって本当に必要なの?
洗車機や自分でコーティングするだけではだめなの?って少しでも疑問に思われている方に、向けた記事を書いているので、ご理解を頂きたいと思います。
  


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