発電機や耕運機にジェットスキーと多種多様に使うであろう携行缶は、ガソリンスタンドで何リットルまでなら購入する事ができるのか?
携行缶で入れれる量は決まっているけど、携行缶をたくさん持っている人は一度にたくさん入れたいという人もいるのではないでしょうか?
今回は、そんな携行缶の販売量について紹介していきます。
最後に、買い方も紹介しています。
ガソリン携行缶は何リットルまで買える?
ガソリンの給油が認められている容器の事を、ガソリン携行缶と言い、消防法によって、厳しい規定があります。
その携行缶の大きさは22L以下の金属素材の容器で、検定に合格した物を使わなくてはいけません。
ガソリン携行缶は、何リットルまで給油できる?
お店によって、異なりますが多くのガソリンスタンドは、車一台に対して20Lまでと制限しています。
これは、1店舗で携行缶への販売量が1日200Lまでと決められているためです。
車に2人、3人乗っていても、車1台に対して20Lまでと厳しく制限しているお店が多いです。
なぜ携行缶販売はそこまで厳しいのか?
2019年7月18日、京アニのスタジオが放火され、36人が死亡、33人が負傷する事件が発生しました。
この事件は、携行缶を使用した犯行で、世界中で大きな反響を呼び、消防もこの事件の直後に厳しく規制をするようになったのです。
事件後、携行缶に対して大きく変わった内容は
- お客さん自ら携行缶への給油禁止
- 携行缶の販売量に制限をかける
- 携行缶販売記録を作成
京アニの事件のおかげで、 お客さん側もガソリンスタンド側にとっても面倒な手続きも増えました。
ガソリン携行缶の販売量を増やす方法
せっかく携行缶をいくつも持っているのに、ガソリンの携行缶20Lしか給油ができないなら、時間も手間もかかりますよね?
そこで、携行缶に入れれる量を増やす方法を紹介していきます。
時間を空けて給油する
ガソリンスタンドでは、販売記録を作成していますが、だれに給油したのかまではいいちいちチェックしていません。
同じ人が1時間後に現れて給油しても大丈夫な場合があります。
※お店のルールは守って下さい。
違う店舗で入れる
同じ店舗で給油すると、20Lと制限がかかりますが、違う店舗に行けば新たに20L給油ができます。
※お店のルールは守って下さい。
ガソリン携行缶の買い方
ガソリンスタンドで携行缶に給油するためには、持っていくものがあるので、ご紹介していきます。
携行缶給油に必要な物
- 容器(携行缶)
- 身分証明書(運転免許証)
この2つを必ず持参して、携行缶に給油しましょう。
店員さんに声掛けする
携行缶はお客さんで給油する事はできません。
店員さんを呼んで、携行缶に給油したいと伝えて下さい。
携行缶に給油する前に、記入用紙を渡されます。記入欄には、
- 使用目的
- 氏名や住所
を書きます。使用目的は、仕事と曖昧な書き方ではなく
- 発電機に使用
- 耕運機に使用
- バイク給油に使用
など、具体的に例を出して書いて下さい。
お店によっては、情報を機械で読み取る所もあり、一度書くと次回からは書かなくていいというお店もあります。
さいごに
携行缶の販売量は20Lですが、違うお店に行けばまた20L給油ができるので、少し手間ですが、給油ができるお店を事前にチェックしていかれるといいかもしれませんね。
お店によって、携行缶販売へのルールは異なりますので、お店のルールを守って安全に携行缶に給油して下さい。
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