洗車機のコースにはたくさんの種類があります。
シャンプー洗車はコースの中でも、
安くて車がきれいになりそうなイメージがありますが
実はこのコース選ぶとがっかりする人続出なんです。
その理由をこれから紹介していきます。
シャンプー洗車とは?
料金 | 所要時間 | |
シャンプー洗車 | 400円~ | 約2分 |
コース内容
シャンプー溶剤を出しながら高圧洗浄で汚れを吹き飛ばし、
洗車ブラシで汚れを落とすコースです。
シャンプー洗車3つのメリット
お店で働いている僕もシャンプー洗車はよく選んでます。
その3つの理由を説明します(^^)
1,汚れはしっかり落ちる
こんなきったない車、本当に汚れ落ちるの?っと不安になるぐらいの汚れ↓
実際シャンプー洗車やってみました!
洗車後はこんな感じです↓
油汚れでない限りしっかり、
汚れはしっかり落とせます。
※車の状態によっては落ちない場合もあるのでご注意下さい
2,価格が安い
400円~という低価格なので、
ちょっと汚れたと思ったら気軽に使えます。
3,吹き上げしなくていい
吹き上げとは、
洗車が終わった後にタオルで水気をふき取る作業の事を言いますが、
コーティングが含まれているコースは吹き上げをしないと、白い溶剤が残ります↓
水洗い、シャンプーコースは吹き上げする手間がなくなるので
洗車後、そのまま出る事ができます。
シャンプー洗車を選ぶとがっかりする理由
シャンプー洗車って、↑のイメージがあると思うのですが
実は洗車機のシャンプー洗車は、
泡が出ません
車に乗っていても、水洗いとシャンプーの違いを見抜ける人は少く、洗えている感覚がまったく感じられません。
これがみなさん一番がっかりする理由です。
ならシャンプー洗車って書かないでよ(‘Д’)!というクレームは結構多く入りますが、
僕もお店で働いていなかったら、文句言っていたかもしれません。
泡がでない理由
洗車機のシャンプーコースは、泡で落とすのではなく
シャンプー溶剤で汚れを落とす!というコースです。
泡がでないので、ちゃんと汚れが落とせているのか不安な方も多いでしょうが、ちゃんと汚れは落とせています。
水垢、花粉、黄砂は落ちない
シャンプーコースを選んでも、水垢や花粉などの油汚れは落ちません。
これはシャンプー洗車に限った事ではなく、他のコースでもなかなか水垢や油汚れは落とせません。
きちんと落としたいのであれば、水垢を落とすコースが用意されている洗車機を使うか、専門店に行かれることをおすすめします。
ちなみに、花粉は熱に弱いので熱湯をかけるとすぐに落ちます。
洗車機で泡を出す方法
洗車機の種類によって異なりますが、泡を出す方法は2つあります。
1,オプションの泡を選ぶ
2,高めのコースを選ぶ
それでは一つ一つ解説していきます。
オプション「泡クリーマー」を選ぶ
洗車機には、追加オプションというものがあります。
オプションの種類はお店によって様々ですが
・泡クリーマー(300円)と呼んでいて
呼び名は他にも、
泡クリーマー、泡モコモコ、泡フォーミングと、いろいろありますが、
とにかく「泡」と書いてあるオプションを選んで下さい。
泡クリーマーって何?
泡クリーマーとは、泡がモコモコでる溶剤を使って
上、横から、モコモコの泡を噴射させるオプションです。
泡を使うメリットは、
・汚れが浮き出てくる
・往復回数が増える
泡を出した後、少し時間をおくのでその間に汚れが浮いてきます。
泡を出した後は、泡をキレイに流す必要があるので高圧洗浄もより長く、多く使われます。
さらに、洗車機の往復回数が増える事で汚れを落とレベルが格段に上がります。
そういった理由で、料金がオプションの中でも一番高いという事になります。
泡が含まれているコースを選ぶ
泡をわざわざオプションで付けなくても、
最初からコースの中に泡が含まれているものもあります。
例えば、エネオス(エネジェット)の洗車機メニューの中に
・泡ブローコート(1000円)
というコースがあるのですが、この「泡」というのがオプションにある泡です。
泡ブローコートって何?
泡ブローコートは、
「泡、ブロー、コート」の3つの意味合いがあります。
・泡→モコモコでる泡
・ブロー→吹き付ける
・コート→コーティング
このコースは、泡で汚れを落とし
撥水コーティングを吹き付けるコースになります。
汚れを落とすだけでなく、コーティングもできて1000円なのでおすすめコースです。
コーティング車にシャンプー洗車してもいいの?
よく聞かれる質問で、新車を購入の際にコーティングをした車を
・洗車機に入れてもいいの?
・洗車したらコーティング剥げない?
・車に傷はつかない?
などの質問をよくされますが、
まったく問題ありません。
僕は6万円のコーティングを新車購入時に施工して頂きました。
今でも月に2回は洗車機を利用していますが、コーティングの効果が無くなったり
コーティングが剥げたり、傷がつく事は今までになかったです。
そもそも何万もして施工した車なのに
たかがシャンプー洗車くらいでコーティングが剥げたら
それこそコーティングの意味がありません。
むしろコーティングをやっている車なら洗車機に入れても傷がつく可能性は
コーティングしていない車よりも低くなります。
実はちゃんとしたコーティングって、ハンマーで軽く叩いたくらいじゃ傷がつく事はないんですよ。
傷に関して洗車機メーカー側の意見
メーカー側に傷の心配は大丈夫ですか?と質問した事が何度もありますが、
新車、コーティングを施工している車でも
絶対に傷がつく事はありませんし、コーティングが剥げる事もあり得ません!と断言してました!
洗車機は1台で何千万すると言われています。
リースだとしても1000万円します。
そんな高級車よりも高い洗車機は、
車に傷をつけない事を前提に作られたと言っても過言ではないくらい、傷に関して研究を重ねてきました。
さらに今の洗車機は昔と比べ物にならないくらい進化しています。
そもそも、車に傷がつくなら洗車機メーカーとっくに倒産しています。
えっ??
これだけ言ってもまだ信用できませんか?
でもその気持ちも分かります。だって洗車機に入れるとこんな傷がつくって不安を煽るような記事もネット上に書いてあるから無理もありませんよね↓
でも、この傷は洗車機では絶対につかない傷なんです。
じゃーこの傷は?
と疑問に思った方はこちらで傷に関して詳しく解説しているのでよかった見て下さい(^^)/
さいごに
僕がシャンプー洗車を使う時は、
ちょっと車が汚くなってきたと思った時です。
車の塗装は、汚れを放置する日数が長くなるほど深刻なダメージが生じます。
コーティング車も、定期的なメンテナンスが必要です。
そのメンテナンスとは、何をすればいいのか?というと洗車です。
そんな洗車を気兼ねなくできるのがシャンプー洗車の魅力だと僕は思います
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