ガソリンを入れた携行缶を車に積む場合、何リットルまで詰めるのか?
詰めるなら、できるだけ車内や荷台に載せて保管したいという方もいると思います。
そこで今回は、携行缶に関する保管や期間の注意点を紹介し安全に取り扱えるように解説していきます。
保管期間は?
何リットルまでならいいの?
消防法とか触れない?
そんな疑問に答えていきます。
ガソリン携行缶な何リットルまで車に積む事ができる?
携行缶を車に積んでガソリンを運ぶ場合、量の制限はありません。
制限があるのは、携行缶を運ぶ時です。
200リットル以内の運搬はOK
容器の運搬量や個数に法律の制限はありません。
200リットル以上運ぶ場合は、「危」の標識と消火器などが 必要です。
また、200リットル以上を保管や運搬する時は、届け出を出さなくてはいけない市区町村があるので、詳しくは問い合わせてください。
車に積み込む時の注意点
車の荷台に携行缶を積み込む場合、3メートル以上積み重ねて運ばない、消火器を用意しておく等の防火上の対策をして下さい。
車内に入れてもいいの?
ガソリンは常に揮発しています。つまり液体が気化して臭いが車内に充満します。
そして、車内は密閉された空間なので、気化されたガソリンで燃える可能性は十分あるので、車内で保管する行為は非常に危険です。
運搬の場合は、目的地についたらすぐに換気し、携行缶は外で保管しましょう。
ガソリン携行缶の保管方法
ガソリン携行缶は、次の場所で保管してください。
- 直射日光の当たらない場所
- 火気のない場所
- 通気性の良い場所
- 子供の手の届かない場所
携行缶の周りに、燃え広がるようなものを置かずに、風通しが良い場所に置いておくと安全に保管ができます。
ガソリンの携行缶(金属)でも場合によっては変形したり、漏れたりする可能性もあるので十分に保管する場所には気を付けて下さい。
ガソリン携行缶を保存する期間
ガソリン携行缶は、ガソリンを運搬するために使用される容器です。ガソリンは、可燃性の高い危険物であるため、ガソリン携行缶の保管には注意が必要です。
ガソリン携行缶の保存期間は、一般的に6ヶ月から1年とされています。ただし、ガソリン携行缶の種類や保存方法によって、保存期間は異なります。
例えば、夏場暑い時期と冬場の気温差で結露が生じ、中に水が混ざる恐れもあります。ガソリンはできるだけ早めに使いましょう。
長期間保管した携行缶は危ない
長期間保管した携行缶は、ガソリンが気化したがっている状態で、蓋をあけると蓋が吹き飛ぶ恐れがあります。
蓋を開ける時は、エア抜きつまみを緩めて空気を抜いた状態で蓋をあけましょう。
さいごに
携行缶を車に積む場合はとくに消防法では規制がありません。
しかし、保管の方法を誤ると大惨事になるので、危険物だと認識したうえで保管して下さい。
長期間保管する場合は、タンクの中を完全に空の状態にしてから保管すると安全なので、少し残っている場合はガソリンスタンドに行き廃油として処分して頂きましょう。処分料は高くても500円ほどです。
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